‡A Case Of Identity‡

頑張ります!

桜田門外ノ変

時代劇映画が多いですね。本格派(?)と思われる、「桜田門外ノ変」を観てきました。
史実として有名な桜田門外の変ですが、水戸浪士が井伊直弼を討ったということのみで、誰がとかいうところまではなかなか知らないもので、誰がどういう役目を担っていたのかを知るのにも良い映画です。
井伊直弼彦根藩邸から桜田門は今で言うと国会議事堂の方面から桜田門へと向かって来たことになるようです。
最初、何度かの回想シーンを含みつつ桜田門外の変の戦闘シーンが描かれています。なかなか凄まじい戦闘で、斬るというより叩くような状態。必死な斬り合いが描かれています。そのなかにあって見届け役や指揮をする関鉄之介などは傘をさし、刀を抜くことも、短筒を構えることもなく観ているという状態。作中で言っているように、これは計画の始まりであって、次になるべく多くの者が京で合流するという計画だったことが分かります。
しかし、計画に反して薩摩は軍を出さず、水戸は桜田門外の変に関わった浪士を大罪人として必死になって探し、次々と死罪に。事実として見ると意外にもあっけない最後であったのかなぁという気はしますが、ここから歴史が大きく動いたことは間違いないでしょうね。
途中、協調する藩として鳥取藩が出てきます。江戸幕末とは言え、今の鳥取弁と同じところも多く、おっ分かる!と思う場面もありました。
桜田門周辺などを含めかなり大掛かりなオープンセットで撮影していたようです。大掛かりなのは戦闘シーンくらいで、あとは地味な映画なんですけどね。
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