‡A Case Of Identity‡

頑張ります!

永遠の0

百田尚樹の同名ベストセラー小説を、「V6」の岡田准一主演、「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズを手がけてきた山崎貴監督のメガホンで映画化。司法試験に落ち続け、人生の目標を失いかけた青年・佐伯健太郎と、フリーライターの姉・慶子は、実の祖父だと思っていた賢一郎とは血のつながりがなく、本当の祖父は太平洋戦争で特攻により戦死した宮部久蔵という人物であることを知る。久蔵について調べ始めた2人は、祖父が凄腕のパイロットであり、生きることに強く執着した人物であったことを知る。そんな祖父がなぜ特攻に志願したのか。元戦友たちの証言から祖父の実像が明らかになっていき、やがて戦後60年にわたり封印されてきた驚きの事実にたどり着く。健太郎三浦春馬、久蔵の妻・松乃を井上真央が演じる。

http://eiga.com/movie/58291/

ROBOT、白組という形なので流石のCGでした。そこだけでも見る価値がありますね。
ストーリーは心配していたのですが、非常にきれいな流れになっていて、ことさらに美化するようなこともなく、神風特攻が中心にはなってしまいますが、戦争体験を風化させてはならないという意思を感じる映画でした。
岡田君は良いですね。三浦春馬も好きなのですが、岡田君が圧倒的に勝ってしまいました。
展開としては久蔵の過去を知る人の語りをつないでいく形でした。雰囲気的には壬生義士伝に近い感じですね。斎藤一のところが、ヤクザの組長風の人と対応する感じ。守銭奴と命を惜しむ軍人という対応などもですね。
久蔵のモデルがいるのかは知らないのですが、城山三郎の指揮官たちの特攻で取り上げられている中津留大尉を感じました。特に教官をやっているシーンなどでは。
今年見た作品の中でもかなり上位に入れられる作品でした。