‡A Case Of Identity‡

頑張ります!

真夏の方程式

ガリレオシリーズの映画第二弾「真夏の方程式」を観て来ました。

子ども嫌いで有名な湯川が、10歳の少年・恭平と海辺の町で夏を過ごすことになり、事件に巻き込まれていく姿を描く。手つかずの美しい海が残る玻璃ヶ浦で海底資源の開発計画が持ち上がり、その説明会に招かれた湯川は、宿泊先の旅館「緑岩荘」でひとりの少年・恭平と出会う。やがて旅館の近くで男性の変死体が発見され、遺体の身元が「緑岩荘」に宿泊していた元捜査一課の刑事・塚原だということがわかる。地元警察は塚原の死を転落死として処理しようとするが、現地入りした捜査一課の岸谷美砂は、塚原の死に不可解な点があることに気づき、湯川に事件解決への協力を依頼する。

http://eiga.com/movie/77534/

杏の水着のシーンが必要以上に出てくる映画。海が好きだということを印象付けるためでしょうけどねw
杏のファンが増えそうな映画ですね。
前作同様、映画のガリレオはドラマとは違う感じで進行しますね。科学的な視点からの推理もほとんどないですね。ただ恭平とのペットボトルロケット実験は印象的ですね。
家族ともう一人の男の関係性や過去をめぐるストーリーが中心です。悲しい家族の物語ではあるものの、どこで間違ってしまったのかを考えるとどこだったのか・・・。心残りなのは少年が殺人の片棒をかつがされた状態であることのフォローがどうもしっくりこない。結局、どうやっても正当化することはできないということでしかないのだろうし、それを伝える役を任せることがギリギリの落とし所だったというのがガリレオが苦悩した結果だったと理解するというところかなぁ。
とは言え、引き込まれるストーリーであり、美しい海の映像も映画ならではかなというところで良い映画でした。