‡A Case Of Identity‡

頑張ります!

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破

今日は開発合宿明けということで有給を取得してお休みです。
平日15時だから客少ないかなぁとか思っていたのですが、かなりの客入りでした。この人気は凄いなぁ。
僕はテレビシリーズを「序」の公開の頃に見たというくらいで、深くは分かっていないのですが、周囲のみんなが「良い」ということもあって早く観たかったんですよね。
テレビシリーズで観たようなシーンも入りつつも、多くの部分で設定や展開が新しくなっていました。真希波・マリ・イラストリアスはもっと絡んでくるかと思っていたのですが、終始単独行動でしたね。予想を裏切られるのもなかなか楽しいものです。アスカに関する展開も大きく違っていましたし、綾波の言動も違いました。
終盤の展開はテレビシリーズの後半を観たときに感じた感覚に近いものを感じました。混沌としているのか、掴めないけど何か感じるものはあるという感覚です。「混沌は人間の感情が作り出す」云々というくだりがあったと思うのですが、想定される場面は違えど的を射ている表現なのかもしれません。
加持さんの役職が「主席監察官」になっていました。主席監察官というと踊る大捜査線の秋の犯罪撲滅スペシャルでの室井慎次の役職名と同じですね。室井慎次の「シンジ」という名前はエヴァから取ったとか、室井が机に肘をつくしぐさなどは碇ゲンドウの仕草を真似たと言われています。会議のシーンなども影響を受けたと言われているのですが、今度は逆に役職名を使ったのかもとか思ってしまいました。海を見せに行ったりする展開からも、雰囲気が変わった気がしました。
客入りが多かったのですが、観る人はみんながファンなのでしょうかねぇ。序から見始めた人についていけるのかなぁという思いもあるのですが、逆に一般ウケもする作品になっていっているのかもしれないですね。面白くないドラマを見るよりかはかなりいいと思います。疲れますけど。中毒性がある気がします。
本編上映前の予告編がアニメ映画ばかりでビックリしました。草なぎ君の映画かと思ったら、クレヨンしんちゃんが元になった作品らしいですし、アニメ・漫画原作の作品が多いですね。あとはテレビ局がらみの映画も増えましたね。テレビドラマは「女王の教室」以来、テレビドラマ向けに作られた作品がほとんど無くなっていますし、テレビドラマ化してもイマイチなものが多くなっています。やはり映画のほうが好きなってしまいます。
長く愛されているエヴァシリーズは本当に凄いと思います。アニメ映画も結構いいですよね。