UHF帯RFIDの低価格化へ向けて

　大日本印刷(http://www.dnp.co.jp/)は、アルミニウムの箔押し加工により、紙の上に直接アンテナを形成するUHF帯ICタグの製造技術を確立した。PETフィルム上にアンテナを形成する現在の製法に比べて、製造期間は現在の2〜3週間から1〜2日に短縮できる。また、工程の短縮とフィルムや接着剤といった材料が不要になり、製造コストは現在の約7割になる。配送伝票や紙のチケット、カード、書籍用に売り込む。
　印刷工程に組み込むことができるため、将来は食品や日用品の包装などに短納期、低コストでICタグを埋め込めることが期待される。

http://robonable.typepad.jp/news/2008/05/20080514-uhfic-.html

通信距離が長いUHF帯に置き換われば楽になる分野は結構ありそう。新しい分野が作れるかが問題。