‡A Case Of Identity‡

頑張ります!

転校生−さよなら あなた−

新宿で試写会だったから行ってきました。スゲー俳優が出てるって感じではないし規模もそこまで大きくないからか、フツーの試写会だとこんなもんなのか、あんま人いなかった。つめたほうがいいよね?って感じと、後ろのほうが見やすいってことで、後ろ側に人が集中・・・。新宿ガーデンシネマの席は、段差の割りにイスの背もたれの高さがあって、背の低い俺にはちょっと見づらかったですわ。
大林宣彦監督のセルフリメイクということですが、前作は知らないから、同じ展開なのかソノあたりも比較できないのですが・・・。尾道だった舞台が信州になっています。

尾道から転校してきた一夫と、老舗そば屋の娘・一美は、ある日突然、心と身体が入れ替わってしまいます。身体の違いを痛感し戸惑うふたりだけど、そんな状況にあってこそ気づく、自分のことや家族のこと、そして互いが生きることへの想い。

そんな状況がおかしくも、最後に切なく泣いてしまう、
この夏、爽やかな感動を運んでくれる青春ファンタジーです。

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前半は軽快でおもしろくて、会場からも笑いがwww体が入れ替わってのドタバタで、めっちゃオモロイ。
でも、話が進むに連れて単に笑ってもいられれなくなって・・・。とっても切ないけど、超爽やかな映画ですよ。
注目はもちろん(?)蓮佛美沙子ですね。「バッテリー」のときは、まだまだかなぁって思ったけど、今回はスゴイ。体当たり演技とかいう表現があるけど、そういう面もあるかもしれないけど、とにかくナチュラル。体が入れ替わってる設定なので、男を演じるコトになるけど、コレはあり。一美と入れ替わる一夫を森田直幸くんがやってるけど、男が女やるとやっぱドッカ気持ち悪い感じするんですよw

今回、初主演にしていきなり男性役(?)という難役を見事に演じています。数々の映画ヒロインを育てた大林監督も、その輝きに“10年に一人”と絶賛し惚れ込んだほど。
清楚な存在感にして力強い演技、そして劇中で演じるピアノ演奏と歌唱は必見の名シーン!

角川映画がやったオーディションで出てきた女優だし、映画の宣伝だから・・・って感じがするけど、今回のは誇張ではないように思う。ピアノのシーン、演奏は・・・だけど歌唱は「確かに!」でした。
体は女なのに、心は男って役なので、かなり脱いでるんですが、ストーリー上は当たり前ですから、ふーんって感じなのだけど、よく考えると(゚ロ゚;)エェッ!?ですよねぇ。このナチュラルさはなんなんだ・・・。
森田直幸くんは女王の教室SPで真矢最大の敵(?)英二を演じていましたね。そんときとは雰囲気が全然違うわけですが・・・。蓮佛さんに負けず劣らず(?)のイイ演技です。
中学生日記に出てた関戸優希も出てます。同じオーディションで準グランプリですからねぇ。
田口トモロヲも出てますよ。「神の左手悪魔の右手」に出てたので(観てないけど)、最近映画に出てるイメージが強いですねぇ。最初はそうでもなかったけど、後半になっていくにつれて「プロジェクトX」を思い出さずにはいられなくなってしまう・・・。あんまり特定の番組のイメージがついてしまうのも考え物ですねぇ。
全体的に俳優はイイ感じ。斉藤健一をどう取るかは観る人次第??あとは脚本・演出の嗜好によるかなぁって感じです。全体的にカメラがよく動いていて、躍動感というか、そういうものが感じられます。多すぎて疲れるかもしれないけど。
蓮佛美沙子の今後に注目だわぁ〜♪
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