‡A Case Of Identity‡

頑張ります!

拳銃を向けられたらどうする?

今日の4限の講義はオムニバスで前回と今回は技術倫理でした。なかなか興味深かったです。イロイロ難しいですよねぇ。特に「不作為」に関しては難しいと思いますよ。板ばさみの状態になったりしますしねぇ。
今回は技術倫理については早めに終了して、その後は拳銃を向けられたらどうするかっていう講義に・・・。こんな講義は初めてです。ナゼでしょうか??
今日の先生は社会基盤工学(Civil engineering)の先生なのですが、土木関係なので国際プロジェクトなどでイロイロあるそうです。例にあがったのがカンボジアでのことでした。カンボジアに民間の建設コンサルタントの方が出向いていて、道路建設などに関する仕事をしていたそうです。内戦に巻き込まれ、事務所(?)、自宅(?)が戦車によって砲撃を受け死亡したそうです。国際協力ということで、海外で活躍というのはいいのですが、戦争の危険を教えることがないのは問題ではないかということでした。
コノ話では亡くなった日本人の方は外で爆発音がしたために何事かと2階にあがって外の様子を見ていたらしく、2階に戦車砲が撃ち込まれ、その際のケガのためになくなったそうです。
事務所(自宅?)には現地の方も数名おられたそうですが、爆発音がしたらスグにバスルームなどに逃げ込み、おさまるまで動かなかったそうです。
留学先の大学の教室に拳銃を持った人が乱入してくるという話もありますよねぇ。日本人は発砲の音を聞いても、犯人の方をじ〜っと見て動かなくなることが多いそうです。現地の人たちはスグに伏せる、または逃げるそうです。海外でCivil engineeringを学ぶ人はそういった事態のときの対処法が教えられているそうです。軍人とかが来て講義するそうです。でも、日本だとソレはできないらしいですよ。なので先生は自分が教わって、教えるようにしているそうです。
拳銃の扱いに慣れていない(素人)の犯人に拳銃を向けられたら、まずは動かないほうがよく、横方向にステップし伏せて逃げる。玄人だったら向けられたらスグ逃げる。小銃を向けられたら横方向にステップし伏せて逃げる。
平和ボケで拳銃を向けられてもボ〜ッと見てしまうことが多いとのことですが、すぐに伏せて逃げる!ことが重要みたいです。