‡A Case Of Identity‡

頑張ります!

亡国のイージス

亡国のイージス・ハープーン

映画館でも観たのですが、再び・・・。
迫力は結構あったと思うのですが、やっぱり手旗で爆撃を回避するってのはどうかと思ってしまうのですがねぇ・・・。GUSHOが毒ガスなのかはよく分からないけど、ミサイルで東京上空を狙うってあたりなどから、「ザ・ロック」を思い出してしまうんですよね。しかも、戦闘機で爆撃を受けそうになるなんてところも・・・。どうせなら、手旗じゃなくて、グリーンの発炎筒でよかったんじゃないかと思ってしまうんですよね。
前半は非常に良い感じだと思います。護衛艦をハープーンで沈めるという設定やその描写はなかなか出来ないものだと思います。スリリングですしね。
宮津副長の「海上警備行動の範疇ではこちらが攻撃をしない限り、貴艦は機銃弾一発撃つことができない!」
そして、「先制攻撃」か「撤退」を迫る。うらかぜ艦長はどちらも拒否するというシーン。副長のこの勢いが後で全然なくなっちゃうのが、どうしても気になってしまうのですが・・・。
うらかぜは「対空戦闘用意」を、いそかぜは「水上戦闘用意」。いそかぜはうらかぜに向けてハープーン2発を発射。うらかぜはシースパローでハープーンを落としにかかるが、失敗。その後、速射砲で1発落とすも、2発目が着弾・・・。CIWSも使っていたはずなんでしょうけどね・・・。残念ながらハープーン1発で沈みました・・・。
その後のヨンファのセリフ「よく見ろ、日本人。これが戦争だ」ってのも印象深いです。
今、亡国のイージスを読んでいるのですが、やはり映画という枠に入れると、なぜ宮津たちが行動を起こしたのかという部分が分かりづらく、説得力の欠けるものになってしまいますね。映像になって迫力が増すけど、削られる部分も大きいということですね。
つい先日、迎撃ミサイルの配備前倒しという報道がなされたばかりですし、イージス艦に目を向けるキッカケになる映画なのかもしれませんね。