‡A Case Of Identity‡

頑張ります!

臨場 劇場版

2010年、波多野進という男が4名の死者を出す通り魔事件を起こす。しかし、波多野は心神喪失と判断され無罪に。その2年後、弁護士の高村則夫、精神科医加古川有三が殺された。警視庁刑事部鑑識課検死官の倉石義男は、この二つの事件は同一犯の犯行ではないかと推察する。実はこの二人は、2010年の通り魔事件で波多野の弁護と精神鑑定を担当していたのだ。捜査本部は通り魔事件の遺族の犯行を疑うが、倉石はその説に異を唱える。

http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD21258/index.html

雨が降っていて外出が億劫でしたが、散髪と新宿タワレコさくら学院のDVDを取りに行くという予定にして頑張って外出しました。「臨場」か「外事警察」が観たかったので、新宿バルト9で「臨場」をやっていたので観てきました。バルト9新宿三丁目の方でタワレコとは距離があって、しかも出た時間にちょうど大雨になっていてかなり萎えましたが・・・。
まずは開始早々のバスジャック→通り魔殺人という衝撃的なシーンから。かなり凄惨なシーンでした。

大阪・ミナミの路上で通行人の男女が刺殺された通り魔事件が起きたことを受け、映画「臨場 劇場版」(橋本一監督、30日公開)を配給する東映が予告編の差し替え作業を行っていることが12日、分かった。

http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/120613/ent12061315440020-n1.htm

ここで被害者となるの関本好美役を演じるのが前田希美。血の海の中に目を見開いて横たわるという演出。かなりキツイでしょうねぇ。この映画を象徴する印象的なシーンでもあります。役柄としてはかなり良い役と言えると思います。
ストーリーとしては犯人が「刑法39条」の「心神喪失」状態にあったとして無罪になることからはじまる、さらなる悲劇という展開。39条の話をするにしては、そこにストーリー、演出としてあまり重みがでていなかった気がします。安易な演出が多いという印象でもあります。検視官という職業はドラマ版で十分に語られているからなのか、その点にもあまり注目できるようなストーリーではなく、全体的にはイマイチな映画に思えました。
http://www.rinjo-movie.jp