‡A Case Of Identity‡

頑張ります!

ソーシャル・ネットワーク

さすがはハリウッド映画。事実を基にした作品にしては、ドラマ性を上手くつくりこんでいました。大半がフィクションであっても、「Facebook」が基になっていることでの真実味、現実感が出ていて面白かったです。ただ、それはドラマとしてであって、これをして新しいビジネス、Webの世界うんぬんを語ることは適切ではないでしょうね。
はじめのシーンから驚きでした。セリフの量が多い多い。ずっとしゃべってましたね。登場人物全員が非常に能弁です。そして訴訟うんぬんの絡みから弁護士が出てくるシーンも多く、弁護士らしい言い回しになっていて(少なくとも字幕を見る限りには)、それが作品に独特の雰囲気を出しているようにも感じました。
根幹にある部分はザッカーバーグとその友人、協力者。裏切りなのか、仲違いなのか・・・。富と名声を得たことで、失ったこととなどが描かれていますね。この辺は創作でしょうが、無くはないかなぁという部分と、訴訟国家アメリカの色が濃くでています。
ザッカーバーグの独特の言い回し(本当にそういう喋り方をするのかどうか分かりませんが)などかなり印象に残りますね。ハーバード大の風習も独特ですね。ちょっと怖いですね。日本の大学ではあそこまでは無いかなぁ・・。そういうところで描かれている風習なども興味深かったです。
劇中で出てくる「ヴィクトリアシークレット」なんてのも面白いかも。
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あと裁判は陪審員の印象で決まるっていうようなセリフもアメリカらしいですかねぇ。