‡A Case Of Identity‡

頑張ります!

風が強く吹いている

東京国際映画祭で「風が強く吹いている」を観てきました。国際映画祭なのに邦画です。基本的に邦画しか観ません。
映画祭なので舞台挨拶があったのですが、登壇者は大森寿美男監督、ニコチャン役の川村陽介さん、ムサ役のダンテ・カーヴァーさんでした。林遣都が来なかった・・・。

天に与えられた“走る”才能をもった2人の若者が出会った。致命的な故障でエリート・ランナーへの道を諦めたハイジと、事件を起こし競技から遠ざかった天才走者カケルだ。ハイジはカケルこそが秘かに温めていた計画の切り札だと確信、壮大な夢への第一歩を踏み出す。それは、寛政大学陸上競技部の8人と、学生長距離界最大の華“箱根駅伝”出場を目指すこと。ところがこの競技部とは名ばかりで、8人は陸上から縁遠い上、漫画オタクや25歳の留年生、アフリカから来た留学生など、ユニークなキャラクターが揃っていた。だが、なぜかハイジは、自信に充ち溢れている。彼の編み出す緻密なトレーニング法と走ることへの信念、仲間への揺るぎない信頼が、皆を変えていく。やがて明かされる、ハイジの故障の理由とカケルが起こした事件の真相、そして8人それぞれが抱えてきた本当の想い。果たして、心を一つにした10人は、箱根の頂点に立つことができるのか?

http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD15103/index.html

10区間ある箱根駅伝なので10人の選手がいるのですが、みんな個性が強い。かなり無謀な挑戦ですが、そこはドラマ。なんとかなるものです。
そこまで期待はしていなかったのですが(久しぶりに東京国際映画祭に行きたかったというのと、林遣都が観たかったというのが理由なので)、走っているシーンが多いものの、それぞれのキャラの面白さがあったので、飽きることなく楽しめました。ただ、説明的なナレーションが多様されてたのが少し気にはなりました。舞台作品としてもあるようなのですが、どちらかというと舞台的な印象もある映画でした。あとはトラックを走っているときのカメラワークとかが気になりましたね。
男ばっかり出てくる映画ですが、さわやかな感動のある映画でした。
http://www.kaze-movie.com/