‡A Case Of Identity‡

頑張ります!

ランボー 最後の戦場

ららぽーと豊洲のユナイテッドシネマにて。基本的に洋画は観ないのですが、まぁたまにはいいかなぁということで。ランボーシリーズも良く知らないんです。
今回のランボーが戦う地はミャンマー。軍の恐怖統治と反乱軍、そして医療支援に向かう支援団体という構成です。
最初からツッコミどころが多い始まりだったのですが、一緒に観にいったマッスー曰く、「ランボーランボーというジャンル」らしいので・・・。
今作だけなのでしょうか(?)、R-15だったのですが、その指定も正しいかなという感じの映像でした。なかなかエグい感じでした。
戦争、虐殺を題材にしているのですが、激しさが違います。地雷、迫撃砲でバラバラに吹き飛ばされる人や重機関銃で首を飛ばされる人、銃剣で突き刺される人がもろに表現されていますし、見せしめで首をさらされる人、吊るされている死体も多く出てきます。
残虐性をこれでもかと表現し、医療支援などにやってきた支援チームの無力さが示されているように見えました。ランボーは「無駄だ」「帰れ」「何も変わらない」ということを言うのですが、最終的には弓矢を手に取り戦うのです。
残虐ですが、迫力はかなりあって、音がすごい。劇場が揺れます。
最終的な結論がきちんと示されるわけでもなく、何が良く、何が悪いということも特別に示されていない感じです。無力なのかもしれないということと、理想論を語っても仕方がない部分があるということなのでしょうか・・・。
おもしろいとかいう次元では語れない、ランボーというジャンルってのは何となく分かった気がしました。