‡A Case Of Identity‡

頑張ります!

「俺は、君のためにこそ死ににいく」

豊洲ららぽーとに21時30分過ぎてから入っていく変な客・・・俺w
人が少ないほうがいいから、レイトショーがあるならレイトショーで見るのが基本です。そっちのほうが都合もつけやすいしねぇ。いつも通りチャリで豊洲まで。途中の佃大橋に歩行者、自転車用の道がもう1本できていて、月島きらりに行くのにはちょいと楽になりました。今日は10人くらいかなぁ??コナンとかレイトショーやってくれたら観にいくのにwww
ということで、今日は「俺は、君のためにこそ死ににいく」を観ました。タイトルからしてどうかなぁとは思うところです。多部未華子が出てますが、べっ別にそのために観にいったわけではないのです。

昭和19年秋。太平洋戦争で不利な戦況の日本軍は、最後の手段として戦闘機に爆弾を搭載し、敵艦に体当たりする特別攻撃隊を編成。鹿児島県の知覧飛行場はその特攻基地となった。軍指定の食堂を構え、飛行兵たちから慕われていた鳥濱トメは、特攻に志願した彼らを引き止める事も出来ず、戦地へと赴く若者との別れを幾度も経験する。やがて終戦を迎えた日本で、特攻隊員の生き残りと遺族は思いがけない過酷な試練を経験する事になる。
[ 2007年5月12日公開 ]

http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD10385/

話は最初の特攻から始まります。大西瀧治郎中将が特攻作戦の実行を決意し、関行男大尉(的場浩司)が特攻の命令を受けるところからです。ここから始まった特攻は次々と若者達の命を奪っていきます。基本は鳥濱トメの周囲を中心に特攻隊員たちと過ごす短い時間の集合で成り立っています。
最初は空母撃沈とあった特攻も、後には目標は米艦隊なれど、「目的は死ぬこと」になっていきます。何のために死に、何のために生き残ったのか・・・。
特攻を作った大西中将は割腹自決をし、介錯を拒み、特攻隊員に詫びるため苦しんで死にます。大西中将が独断で決めたわけではないのですが、結局は上層部の責任を負うような形になってしまいます。
脚本が石原慎太郎(制作総指揮にもなっているけど、スマステで制作総指揮はほとんどしてないって言ってました)ということで、それだけでウ〜ンってなる人もいるかもですね。僕もあんまり・・・かなり嫌いです。東京都民になりたくない理由の1つにもなってますから。ただ、やりたいことはなんとなく分かります。でも、一つの形となった映画としてはイマイチかと思います。ちゃんと制作総指揮もすべきだったんじゃないのかなぁ??時間がないのも分かるけど、だったら都知事辞めてからやればいいんじゃないかなぁとも思うところです。
全体の演出的にちょっと狙い過ぎな印象を受けました。大西中将の割腹とか。
艦隊や戦闘機との戦いは良かったと思います。
「苛酷な時代を生きた、美しい日本人の姿を残しておきたい」というメッセージが出ます(WEBや予告でも出てるかな?)。「美しい日本人」って・・・というツッコミ多そうですが、ぱっと思いつくことで言えば、タイトルの「君のためにこそ」というところにあるように、誰かのために死ぬ、もしくは生きるということ。自分さえ良ければという考えではなく、常に人のためにを思っていたんだというコト。それがココでいう「美しい日本人の姿」ということなのかなぁと。
関大尉役の的場浩司、飛行団長役の勝野洋・・・そのほかイロイロ(僕の知っているのでは田中伸一とか)、みんな最近の戦争を題材にした映画などによく出てるんですよねぇ。ある程度こういうのに出る人って固定化してるのかなぁと思ったりもします。的場さん好きだよ。勝野さんも好きだよ。多部ちゃんも好きだよw
徳重聡窪塚洋介はあんまり好きじゃないんですよ。かなり個人的な感情ですけどね。別に演技ドウコウを言ってるわけじゃないです。まぁできるなら他の人がいいなぁ〜ってコトです。あとは石原プロモーションの人たちがバーターで出てる感じとか、ちょっとそういうところが見えて嫌だなぁってコトです。
観ていて面白かったのは勝野洋勝野雅奈恵勝野洋輔の親子3人が出ていたことです。流石に勝野洋輔が出たところで、どんだけ〜って思いましたよ。
http://hochi.yomiuri.co.jp/feature/entertainment/interview/news/20070512-OHT1T00039.htm
勝野洋 - Wikipedia
http://www.granpapa.com/production/katsuno/
勝野雅奈恵
作品としては、ちょっとって思うところもありますけど、「戦争映画はちょっと」って思って今まで見てなかったという人が最初に見るのにはイイかもしれませんね。
http://www.chiran1945.jp/