‡A Case Of Identity‡

頑張ります!

タイヨウのうた

今日は映画「タイヨウのうた」初日舞台挨拶です。何箇所か舞台挨拶があって、本当はメイン(?)の東劇でやる回を見たかったのですが、時間の都合上渋谷になってしまいました。YUIのファンなのか、塚本くんのファンなのか分かりませんけど(単に映画ファンもいるのでしょうが・・・)早くから並んでいたようで、7時半前に着いた自分は180番のチケットでした。キャパ200なのでギリです。誰のファンでもいいけど、まぁソレをキッカケとしてコノ映画に出会えた皆さんは超ラッキーですね。
TBSで特集をやっていて、ソレも見たのですがコレを見たら、映画館に行くたくなると思うなぁ・・・。ただ一つ気に入らないのは、TBSがセカチューいま、会いにゆきますタイヨウのうたで純愛三部作とか言ってること。マジくだらないのでやめてほしいです。ちなみに、タイヨウのうたのTVドラマ版はもうスグ始まります。
メインキャストの塚本高史くんは不良っぽい役が多かったような気がするし、髪もいつも明るい色ってイメージがあって、役柄から来るものとはいえあんまり印象良くなかったし、不良役やってるとカッコイイのか分かりづらいんですよね。この作品では、23歳なのに高校生役でした。さわやかな役ですご〜くカッコイイです。こんな塚本くんを見るだけでも価値あるかもしれませんね。舞台挨拶では「高校生役は無理」とか言っておられましたが・・・。

太陽の光にあたれない難病XP(色素性乾皮症)の少女、雨音薫は16歳。昼間の高校に通えない薫は、夜になると駅前広場に出てギターの弾き語りをしている。そんな彼女にとって、早朝にサーフボードを持ってたたずむ1人の少年を、部屋の窓から眺めることが密かな楽しみだった。夏休みを間近に控えたある日、夜の街で少年と遭遇した薫は、勇気を振り絞って彼に声をかける。薫と少年・孝治はやがて親しくなり、月の下でデートをするようになるが…。
goo映画: Movie × Travel — 旅のような映画 映画のような旅

映画の紹介はこんな感じになってます。本当は公式サイトのほうから引きたいのですが、Flashになっていてめんどくさいのでgooで・・・。
「タイヨウのうた」公式サイト
YUIの歌がすばらしいです。あとまで残る歌と映画です。
舞台挨拶では突然マイクを奪ってしゃべりだしたり、なかなかオモシロイキャラのYUIさんでした。
ちなみに今日の舞台挨拶の司会は伊藤さとりさん(ツタヤの店内で流れているWAVE-C3とかいう放送で声を聞いたことがあると思いますよ)だったのですが、僕が舞台挨拶に行くといつも伊藤さとりさんです。独占的にやってるのでは?と思ってしまうほどです・・・。
映画の最初はビックリするくらいセリフがなくて、どうなってんの?って思っちゃいました。ありふれた日常を切り出してきた感じのシーンが続きますが、一つだけ普通と違うことは、主人公・薫は夜しか外に出られないということ。タイヨウが死を意味する・・・。孝治との楽しい時間もタイヨウが奪っていく。
家族、友達の支えがあって、病気に立ち向かっていく薫。歌があったから、病気に対して前向きになれた。歌うんだっていう気持ちが力を与えてくれた。
彼女に残された時間は短かった。でも、彼女はみんなに歌を残していった。命の限りの歌を・・・。
内容はどっちかというとベタですよね。監督は25歳で、長編は初監督らしいです。病気の進行を知らされる父親のシーンとかは、あまりにもベタ過ぎてどうかなぁ〜?と思うところですが、初めて映画で役を演じるYUIを上手く引き出していると思います。でもって、YUIが良すぎます。歌はもちろん、演技もすご〜くイイです。笑顔と勝気なところなんかピッタリきて最高です。
あと薫の友達役の通山愛里さんが良かったですよぉ。コミカルな感じもあり、シリアスなところもありですが、どちらも抜群の存在感を出していました。
映画自体でも結構来るとは思うのですが、映画だけだとタブン僕は泣けませんねぇ。歌がスゴイ。ラストシーンで歌が流れてくるわけですが、そこはヤバイです。
制作はROBOTですが、流石ですね。踊るや海猿とか大きいものばかりかと思ったら、こういうのもやるんですよねぇ。新たな才能を発掘することに貪欲で、新しいことをドンドン入れていきているので、今後も期待できます。YUIを主演にするのもですし、若い監督を登用するなど・・・。しかもプロモーションが上手く、確実です。これからどんどん作品を出してくると思うので楽しみです。